星付きのバージョンなら、黒トリュフと新鮮な豚肉の小籠包が見逃せない Din Tai Fung (Shop G3-11, G/F, 68 Yee Wo Street、銅鑼灣(コーズウェイベイ))で楽しむことができます。
腸粉(ちょうふん)
拉腸とも呼ばれ、点心を単にラビオリと定義するのがいかに短絡的かを示す数多くの証のひとつです。実際にこれは、河粉 (ライスヌードル)の大きな短冊からなる薄いピアディーナで、エビ、牛肉、野菜などを詰めます。蒸して、甘い醤油たれやミートソースを添えて出されます。このような形で味わえるのは、たとえばTimHoWanで、「世界で一番安い星付き」と言われており、280 Gloucester Road、銅鑼灣(コーズウェイベイ)にあります。このレシピは、香港北部の珠江デルタ地帯に起源を持つようです。その有名なバリエーションの1つは 炸兩 と呼ばれ、甘くてカリッとしており、醤油とごまを添えて出されます。
糯米鶏(ローマイガイ)
地球上の遠く離れた土地にも同様の料理があることを考えると、世界は小さいということを証明する料理で、同類のものにはギリシャのブドウの葉で巻いたドルマダキアやプラタナスの葉で巻いた中南米のタマーレスなどがあります。この料理名を文字通りに訳すと「鶏肉入りのもち米をハスの葉に包んで蒸したもの」となります。 ホタテ貝や干しえびを詰めることもあります。本当に「地元」の素朴な味を楽しめるのがSun Hing (Shop C, G/F, 8 Smithfield Road, Kennedy Town、西環(サイワン))です。
流沙包(ラウサーパオ)
楽しい食事を締めくくるのに、これに勝るものはありません。卵形をしたこの甘いデザートを開くと、温かい餡が流れ出してきますが、本当の驚きはその味です。バニラの繊細な甘味に、特殊な調理法を施した鶏卵とアヒルの卵の濃厚な卵黄の塩味が混じり合っています。この餡は、低温で蒸すことでつぶつぶとした食感があります。それはまた、星付きのFu Sing (1F, 68 Yee Wo Street、銅鑼灣(コーズウェイベイ))のアピールポイントのひとつでもあります。
可愛い!
最後に、人形と一緒にテーブルを囲みましょう!クリエイティブな料理としての点心には、ますます人気を博しているマンガのような盛り付けのものもあります。香港に最も有名なディズニーランドのひとつがあることは偶然ではありません。小さなブタやウサギ、アヒル、白鳥から、てんとう虫や金魚までが、塩味と甘味の両バージョンで、竹かごから顔を出しています。中でも、面白くてとてもおいしいSweet potato Piggy Bunが楽しめるのがSocial Place(2/F, The L. Place, 139 Queen’s Road Central、中環(セントラル))です。おどけたブタの顔のような形をしており、食べるのが惜しくなるほどです。
Author : スローウェア・ジャーナル