回転寿司の歴史は1950年代に遡ります。
大阪の立ち喰い寿司店経営者、白石義明が、ビール製造のベルトコンベアをヒントに、多数の客の注文を低コストで効率的にさばくことを目的として「コンベア旋廻食事台を考案し、1958年、大阪府布施市の近鉄布施駅北口に最初の回転寿司店である「元禄寿司」を開きました。
昔は高級とされていた寿司屋ですが、一括仕入れでコストを抑え、リーゾナブルな価格で寿司を提供する回転寿司は日本で不動の人気となりました。グルメな食材や、充実したデザートが揃っている店はとても人気で、時間によっては長蛇の列ができます。また、回転する寿司以外にタッチパネルでオーダーしたり、地方の魚介類の水揚げで有名な漁港からの都内進出など、回転寿司業界はますます活発化し、進化しています。それでは都内でお勧めの進化系回転寿司をご紹介します。
銀座:銀座沼津港
ブラックを基調にしたシックな店内で、日本酒や甲州ワインとともに駿河湾で捕れた新鮮な桜えびや生しらすに加えて、日本全国の魚介を堪能できる店です。特に生うに富士山盛りは、たっぷりと新鮮な生うにがのった豪華な一品で、懐の心配をせずに味わえます。その他にも、生しらすの富士山盛りと桜えびの富士山盛りが人気メニューです。
丸ノ内:KITTE 根室花まる
漁師町として有名な根室から四季折々、旬の魚介が毎日届く人気店です。新鮮なイカや鰯はもちろんのこと、白身から赤身の魚、そして貝類も美味しく味わえます。また、本店のある札幌には、回転寿司よりも落ち着けて寿司屋よりもお財布に優しい「町のすし家」もあります。
渋谷ヒカリエ:まぐろ問屋三浦三崎港
日本人にとって一番人気の寿司のネタと言えばなんといってもマグロでしょう。マグロの水揚げで有名な三浦三崎港から直接マグロが届くこの店は、ビジネスマンやセレブリティが多く訪れます。マグロの他にも、サーモンや穴子、チーズを使用した創作寿司など進化した寿司を楽しめます。白木のカウンターでは職人の鮮やかな手さばきを見ながら寿司を楽しみ、奥のテーブルではタッチパネルで注文します。