2019年都内で紅葉が楽しめる時期は11月中旬から12月上旬と発表されました。今年こそ、ゆっくり散策できる都内の紅葉スポットを訪れましょう。
文京区:六義園
六義園は1695年、五代将軍徳川綱吉の御用人柳沢吉保が綱吉から賜った地に下屋敷を造り、そこに造成された庭園です。「詩経」の六義から園名が名付けられ、御殿を六義館、庭園を六義園としました。江戸初期に完成した桂離宮の庭園様式を取り入れた回遊式築山泉水庭園で、元禄時代の明るく大らかな気風を反映した江戸大名庭園の代表的な名園と称されています。紅葉の季節になると、約550本のイロハカエデを始めとして、ハゼノキやイチョウが庭園を鮮やかに彩ります。11月20日から12月12日までの夜間はライトアップされて開園時間が21時まで延長されます。
入場料:一般は300円、その他詳細上表はサイトを参照下さい。
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/teien/rikugien.html
葛飾区:水元公園
この公園は、昭和50年まで都立江戸川水郷自然公園に指定されていた、都内で唯一水郷の景観のある公園です。小合溜から引いた大小の水路が園内に流れていて、水郷の素晴らしい景観を作り出しています。園内にはポプラ並木やメタセコイヤの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、花菖蒲や睡蓮、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。