リンチャ島とコモド島の間に位置するインドネシアのパダール島は、コモド諸島の一部であり、その控えめな大きさにもかかわらず、コモド国立公園の中で3番目に大きい島です。コモドドラゴンがすぐに思い浮かびますが、これはパダールの主な特徴ではありません。実際にコモドドラゴンは姿を消してしまったのですが、それでもこの島は日帰りで訪れるに値します(利用可能な宿泊施設がないことにご注意ください)。Instagramの最も美しい写真でさえ、パダールの風景の美しさを捉えることはできません。そのユニークさの秘密は、ターコイズブルーの入り江に広がる3つのビーチの砂の色。1つはマザーオブパールの白、もう1つはカーボンブラック、そして3つ目は繊細なピンクです。
島に着いたら、シュノーケリングをしたり、素晴らしいビーチを散策することができます。世界でも数少ないビーチの1つであるピンクのビーチは、粉末状になった赤いサンゴが白い砂と混じり合ったものです。黒い砂は火山によるもので、色の濃いさまざまな鉱物で構成されています。一方、もうひとつの白い砂浜は並外れた発見となったことでしょう。しかしここでは、この溢れるほどの美しさの中で、ほとんど気付かれないほどです。しかし、体力を温存しておくだけの価値はあります。この島で最も一般的で避けられないアクティビティは、頂上までのハイキングだからです。いずれにせよ、高を括るべきではありません。頂上までは約40分かかり、そのコースは若干きついものです(日中は非常に暑くなるので、日焼け止め、トレッキングシューズ、たくさんの水を持参することをお忘れなく)が、到着するや否や目の前に広がる息をのむような景色には、それだけの価値があります。