普段はいつか、いつかと先送りにしていた片付けは今だからできる有効な時間の活用方法です。
片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」は、今では世界的に有名になりました。彼女のメソッドをご紹介します。
まず第一歩は衣類から。手持ちの服全てを床に積み上げて、「ときめき」を感じる作業に没頭してみましょう。不要な物はバッサリ捨てようと勇んで始めたものの、収拾がつかなくなるなんで経験はよくあります。
「こんまりメソッド」の鉄則は、片づけの順番にあります。まずは衣服、そして本、書類、小物類と続きます。そして最後に手をつけるのが思い出のアイテム。思い出のアイテムはつい見入ってしまい、片づけが疎かになることが多々あります。
残すかどうか判断しやすいものから片づけます。日本ときめき片づけ協会(東京都品川)では、「かさのある衣類は効果を実感しやすいので、片づけが進むと自分がときめくものになっていくので、やる気が増します」と語っています。
まずは家の中にある自分の衣服をひとつ残らず出して、床に積み上げてみます。この時、部屋別ではなく、モノ別に片付けるのがこんまり流です。冬服も夏服も1箇所に集めてから整理します。たいして持っていないと思っていても、意外な山になって驚くこと間違いなし。これでどれだけ同じような服を持っているか認識できます。
次に、手に取り、触れて感じましょう。
全てが集まったら、ここからは選別作業です。