キァンティとはフィレンツェからシエナにかけていくつにも連なる丘やそこにある数々の魅力的な村から成る地域です。勿論、素晴らしい品質のワインの産地としても有名です。その美しさは世界中から称えられています。
7000へクターに及ぶこの土地にその名を授けたのはメディチ家のコジモ三世で、1716年のことでした。300年後の2016年、300周年を記念してキャンティ一帯の村やワイナリーを舞台として現代アートの展示会『宝探しのアート』が開催されました。
テート・リバプール美術館のキュレーターであるカーシャ・レジスによって実現されたこの展示会が今年の夏も戻ってきました。この地に存在する6つの素敵なロケーションに、11カ国から集まった14人のアーティストの作品が展示されます。
今年のテーマは『時間は人間のゲームである』です。アーティストたちは各々の考える『時間』を表現しています