現代の香道は、和歌や物語文学の世界を主題とした(組香)が主流です。いくつもの香りが焚かれ、香りを聞きわけあいますが、優劣を競うものではなく、香りで表現された主題を鑑賞してその世界に遊ぶことが目的です。
四季折々の草花の香り、水の香り、空気の香り、太陽の香り、雨の香りなど。
今まで無意識に感じていた香りには、不思議な力があります。また、人によって安らぐと感じる香りは異なります。
本来香道の中心は京都ですが、都内でも香道を体験できるところがいくつかあります。
松栄堂銀座店では、ミニサロン「ひととき」が毎月開催されています。
麻布十番の香雅堂でも初心者に向けて香道を開いています。
Author : スローウェア・ジャーナル