スローウェアの歴史は1951年、小さな生産会社インコテックスがヴェネツィア県で活動を開始し、イタリアの主要企業や国外の軍服用の作業パンツを生産したことから始まりました。
1960年代以降、創業者たちの熱烈な起業家精神と前衛的なビジョンによって、インコテックスは直接消費者に向けた幅広い市場に進出し、ウェアの世界に「スマートカジュアル」スタイルの概念を広め、インコテックスはそのベンチマークとなりました。
ブランド設立から20年間における技術と服飾の仕立て技や新たな試みは、今日もなお、このブランドの最も重要なヘリテージです。ウェアひとつひとつを唯一無二の個性的なアイテムに作り上げることはかけがえのない財産です。
インコテックスの提案はこうして世界トップのパンツブランドへと成長しました。さらにアウターウエアのトップメーカーであるモンテドーロ、長い伝統を持ち高級ヤーンの開発に重点を置く最高級ニットウェアブランドのザノーネ、シャツを専門とするグランシャツへと広がりました。
2003年、新たなスローウェアが誕生しました。傘下に4つのカンパニーブランドを包括し、その名の通り、生活と購買に対するフィロソフィーを表現しています。
ミラノ、ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京、ソウルなど、世界の主要ショッピング都市に30以上のショップを構え、ミラノ、ローマ、フィレンツェのリナシェンテなど、世界の主要百貨店にも出店しているスローウェアは、独自の価値を提案し、スタイルと人生のフィロソフィーを抱擁するブランドとして認知されています。